2013年12月1日(日)~23日(月)
開廊以来長年にわたり「愛媛の作家シリーズ」で、愛媛のトップアーティスト野間仁根と智内兄助の作品展を開催してきました。皆様には年末で何かとお忙しいかと存じますが、初公開の作品をご鑑賞頂きたくご案内申し上げます。
野間 仁根(1901年-1979年)今治市吉海町出身、自由で屈託のない作風で生まれ育った瀬戸内海や魚・昆虫・妖精・薔薇などを躍動感、生命感溢れる鮮やかな色彩で、没後34年たった今日もなお見る者を魅了し続けている。
智内 兄助(1948年-)
今治市波方町出身、1980年初めから日本古来の和紙に洋画材のアクリル絵具という描法で日本画と洋画の境界を越えた革新的な表現を作り出した。愛娘をモデルに着物姿の妖艶な童女シリーズは、高い評価を得ている。
- Art Infomation -
2014年1月10日~1月26日 第2回 魂の書-金澤翔子作品展 場所:青木画廊
2014年4月27日~5月20日 第3回 没後37年-熊谷守一展 場所:青木画廊
2014年4月27日~6月15日 熊谷守一展 場所:ミウラアートビレッジ
2013年10月10日(木)~11月10日(日)
美術館やギャラリーで、アートを見る。それが自宅でできたなら、もっと楽しいと思いませんか。自分の好きな作品がそばにある"至福の時"を体験してみてください。そんな豊かなアートのある暮らしを青木画廊は提案します。
野間 仁根(1901-1979)
今治市吉海町に生まれる。東京美術学校(現・東京藝術大学)在学中に二科展に初入選し、それより二科を中心に活躍する。樗牛賞、二科賞を受賞し注目を集める。戦後は二科会を退会、一陽会を結成する。自由で屈託のない作風で特に「瀬戸内海」や「薔薇」など躍動感、生命感溢れる作品は、今日に至るも多くの人々に愛されている。
ロッカク アヤコ(1982-)
キャンバスや段ボールに筆を使わず指で直接アクリル絵の具で描いていく独特な描画技術を独学でマスターする。2006年24歳で若い芸術家の登竜門であるGEISAiで受賞、村上隆に才能を見出される。現在ドイツに在住、オランダを拠点にヨーロッパでの活動が中心となっている。2011年オランダのクンストハル・ロッテルダム美術館で大規模な個展「Colours in My Hand」が開催され世界のファンを魅了した。
智内 兄助(1948-)
今治市波方町生まれ。東京芸術大学大学院卒業。1980年初めから和紙にアクリル絵の具という画法を確立し、日本画と洋画の境界を越えた革新的な表現に到達した。1991年安井賞受賞、1992年毎日新聞連載小説「蔵」の挿絵を手掛け、人気と知名度を不動のものとした。
2013年6月8日(土)~23日(日)
野間仁根・坂田虎一・智内兄助・黒光茂樹・草間彌生・ロッカクアヤコ・金澤翔子
2013年5月11日(土)~26日(日)
東京芸術大学大学院を卒業後、1980年から人物木彫刻像を発表してきた舟越桂(ふなこし・かつら)は、ヴェネツィア・ビエンナーレなど数多くの展覧会で世界的に注目を集めてきました。
彫刻以外にもドローイングや版画など意欲的に手掛け、版画は1987年からエッチング・リトグラフ・木版画と毎回違った手法により舟越特有の人物像に挑戦し続けています。
今展は初めて試みたメゾチントによる新作版画に旧作版画など約20数点を展覧します。
3年に一度の「舟越桂版画展」ですので、ぜひともご高覧ください。
新世代作家から時代を拓いた巨匠の作品を展示
2013年4月1日(月)~21日(日)
ロッカクアヤコ Ayako Rokkaku
-1982年千葉県生まれ-
キャンバスや段ボールに筆を使わず、指で直接アクリル絵の具で描いていく独特な描画技術を独学でマスターする。2006年24歳で若い芸術家の登竜門であるGEISAIで受賞、村上隆に才能を見出される。現在ドイツに在住、オランダを拠点にヨーロッパでの活動が中心となっている。2011年オランダのクンストハル・ロッテルダム美術館で大規模な個展「Colours in My Hand」が開催され世界のファンを魅了した。 □次回企画展のご案内□ 5月11日(土)~26日(日) 「舟越桂版画展」 |
2013年1月12日(土)~27日(日)
昨年は開廊35周年を記念して様々な展覧会に挑戦しました。お蔭さまで多くの方々にご来廊いただき、厚くお礼を申し上げます。さて今年も真新しい気持ちで皆様に感動をお届けしたいと思います。
輝かしい新年にふさわしく書の美-金澤翔子新作展で幕開けいたします。
□金澤翔子 略歴□
1985年 | 東京都目黒区に誕生。生まれてすぐダウン症と診断される。 |
1990年 |
5歳のときに母、金澤泰子に師事し、書道を始める。 10歳のときに般若心経を揮毫、また全日本学生書道連盟展に「花」を出品。 |
2000年 |
柳田泰山門下となり、2004年に雅号「小蘭」を取得。 |
2005年 |
20歳で銀座画廊に於ける初の個展開催依頼、ダウン症でありながら本格的な書家として活躍する姿が新聞・テレビで取り上げられるよになり、高い評価を得るようになった。 |
2007年 |
建長寺(鎌倉)に於いて毎年個展を開催。建仁寺(京都)に「風神雷神」を奉納。 |
2011年 |
TBS系「金曜日のスマたちへ」への出演、TBS本社ロビーや赤坂サカスで開催された個展が評判となる。 |
2012年 |
NHK大河ドラマ「平清盛」では題字を担当。 NHK「スタジオパークからこんにちは」に出演。鎌倉の建長寺、京都の建仁寺で個展。 |
天賦の才とたゆみない努力、母の愛情が到達させた翔子の書の世界は、多くの人々に感動と勇気を与えている。 |